こんにちは、中村数左です。
教養を身につけよう、みたいなことをよく見聞きしますが、いざ教養を身につけようとしても、そもそも教養って何?どの本を読めば身につくの?ってなるなと思って自分の考えを整理してみました。
amazonで教養を検索すると、
こんなかんじ。
どれから手をつければいいのか迷いますよね。
特定の本を紹介したいわけじゃなくて、こういう本は読まなくていい、というのが僕の考えです。
教養を身につけるために沢山本を読んで知識を蓄えようとか、旅をしていろいろ経験しようとか、よく言われますよね。
では知識や経験が増えると教養が身についたことのなるのか、、、ちょっと疑問ですね。それって物知りなんだけど、物知りな人は教養が身についた人というのは別めだと思うので、腑に落ちないですよね。
知識や経験の蓄積だけでは、ただの物知りな人というだけで、教養を身につけているとは言えないんじゃないでしょうか。
では教養が身についているとはどういった状態なのか?
知識と経験を活かして、別の気づきや閃きを得ることを、教養が身につくことであると仮定すると、知識や経験というパーツを思考によって繋げた状態こそ、教養が身についているということだと言えます。
最近は、分からないことがあればスマホでいつでもどこでも調べられるので、知識を蓄えるために学ぶ機会が少なくなっていると思いますが、思考は頭の中で実行されるものなので、思考によって繋げる知識や経験なパーツは頭の中に入ってないといけないわけで。
かと言って、一つの知識や経験を深く掘り下げていては、時間がいくらあっても足りないということもありますしね。
まあ、専門家と呼ばれる人達は時間をかけて一つの事を掘り下げてるということになるので、他分野で応用を効かせるのが苦手なのかもしれません。
なので、広く浅く、様々な分野の知識を知って繋げるパーツを増やしてくことが、教養を身につけるための作業ということですね。
そうです、教養を身につけるということを本質から整理するとこういう単純な作業を積み重ねる、ということになります。
この作業を積み上げていくことが教養を身につける手順ということなんですが、では、思考とは?
端的に言うと、気づきとか閃き、といったものなんでしょう。
気づきや閃きを日常的に実行できるようになるためにも知識や経験が必要なんだと言えるでしょう。
まとめると、教養を身につけるには知識と経験を得る。それらを繋ぎ合わせるための気づきや閃きを得るためにも知識と経験が必要。
というわけで、やみくもに知識と経験を得るのではなく、教養を身につける仕組みを理解して本を読むなどの作業をした方が、費やした時間を有効に消費できると思う次第であります。
読む本のジャンルも教養が身につく、とかじゃなくて興味のあるものなら何でもいいでしょう。
僕は、起きてる時間は何をしてても教養は身につくと考えてます。必ずしも読書や旅行をしないと教養は身につかないと思うんじゃなくて、どんなことからも学ぼうとする意識が教養の元になるんだと思いますね。遊んでても教養は身につくわけです。
教養の正体が分かれば、教養が身につく本みたいなものは読まなくていいわけですね。
思考の訓練にはこの本がいいですよ。
【賢さをつくる】
読む脳の筋トレ、読むと心地よい疲労感があります。